Biographie

東 桂子

大阪生まれ。クラウディオ・ソアレス氏に師事、国内のコンクールに多数入賞。1995年京都フランス音楽アカデミーにおいて、NHKスーパーピアノレッスンで好評を博したフセイン・セルメット氏のクラスを受講。同氏の勧めにより高校卒業と同時に渡仏し、パリで氏の薫陶を受ける。

 

パリ・エコールノルマル音楽院においてアルフレッド・コルトーの助手であったジャン・ミコー氏のもとで研鑽を積み、2007年に同音楽院ピアノ科高等演奏ディプロマを取得。同氏の退官後も同音楽院にてピエール・エチェヴェリ氏に師事する。並行して国立音楽学校に学び、2007年にDEMディプロマをピアノの金メダルと共に取得する。また、ロンドンに通い、ベンジャミン・カプラン氏のレッスンを受ける。

 フランス、イタリア、ブルガリア等の国際コンクールにおいて、数々の上位入賞を果たす。また、室内楽にも意欲的に取り組み、2003年にはパリ・エコールノルマル音楽院室内楽高等演奏家ディプロマを審査員満場一致の首席で取得。C.イヴァルディ氏の室内楽特別コースを受講。ソロ、室内楽の研鑽の傍ら、国立パリ第4大学ソルボンヌにて音楽学を専攻、2005年に学士号を得て卒業する。

 

これまでに日本・フランス各地、モナコ、スペイン、ドイツ、イタリア、ブルガリア、ルーマニアなどで演奏。2010年秋に15年暮らしたフランスから帰国、日本に活動の拠点を移し、ソロ、連弾、室内楽、レクチャーコンサート、映像・舞踏とのコラボレーション、ラジオ出演、ピティナ・ピアノ曲事典への音源提供など多彩な活動を展開。ピティナ・ピアノコンペティション、東京国際音楽コンクール、全日本ジュニアクラシック音楽コンクール等にて審査員。全日本ピアノ指導者協会(ピティナ)正会員、ステップアドバイザー。同協会新人指導者賞受賞。